令和6年度調剤報酬改定に伴い、薬局機能情報の管理・公開を効率化するシステムを開発しました。
このシステムは、薬局からの簡単な登録だけで、薬剤師会が迅速に薬局機能情報を公開し、一覧表も自動生成できる革新的なソリューションです。
令和6年度調剤報酬改定における課題
令和6年度調剤報酬改定では、地域支援体制加算や連携強化加算、在宅薬学総合体制加算を算定するためには、薬剤師会が地域の薬局の情報を取りまとめて広く周知することが求められています。薬剤師会には数十～数百の会員薬局が所属しており、情報をまとめて公表するのは大変な作業です。
さらに、この情報は定期的に更新しなければならないため、薬剤師会の負担は相応に重いものとなっています。
また、非会員の薬局からも掲載の要望がある場合、会員と同様の情報を迅速に組み入れる必要があります。非会員の情報の取り扱いが増えることで、情報管理の複雑性と作業負担は一層増大します。
従来の情報公開方法の課題
薬剤師会では、FAXやGoogleフォームなどを活用して情報を収集し、手作業で一覧表を作成する方法が一般的です。
しかし、この方法では、以下の課題があります。
- 掲載店舗の変化（新規開店・閉店・M&Aなど）や情報の更新のたびに、毎回リストを再作成してWEB管理業者に更新を依頼する必要がある
- 情報更新作業に多くの時間と労力を必要とする
- 情報の正確性や最新性を維持することが難しい
システムによる解決策
当社が開発したシステムは、薬局が情報を入力すると、その情報は自動で一覧化され、即座に公開されます。
これにより、薬剤師会の事務局の作業負担は大幅に軽減されます。
外来や在宅対応に関する体制など、公開が必要な各リストもリアルタイムで更新内容が自動的に反映されるため、常に最新の状態を保つことができます。
以下のリンクから、システムによる各リストのデモをご覧いただけます。
システムの主な特長
- 簡単操作
薬局側が機能情報を登録するだけで、情報が自動的に一覧化され公開されます。 - 定期更新の自動化
システムを通じて情報が常に最新の状態を保たれます。 - 将来の必要項目にも自動対応
多くの薬剤師会で導入されており、今後各種加算の算定に必要な情報が変更された場合も、当社がシステムを迅速に改修します。
導入薬剤師会様の声
- 東京都内薬剤師会様
薬局には入力案内だけすればいいので、事務局での作業はほぼなく非常に楽！ 案内状の雛形も提供してもらえるので、本当に手間なく対応できました。 - 千葉県内薬剤師会様
自動作成される各一覧表には専用のURLがそれぞれ発行されるので、県薬剤師会からのリンク掲載依頼も簡単に対応できて助かりました。
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この機会に、ぜひ当システムをお試しください。
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