プレスリリース

茂原市長生郡医師会で9月より運用開始!災害時に診療可能な医療機関を一般市民に知らせるシステム「eST-aid」

  • 一般社団法人茂原市長生郡医師会が2023年9月よりeST-aidの運用開始
  • 既に運用を開始している同地域の一般社団法人夷隅医師会や一般社団法人外房薬剤師会とも組織を超えて情報共有
  • 千葉県での地域医師会の導入は3例目

 

■ 導入背景
茂原市長生郡医師会は茂原市と長生郡(一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町)の7つの自治体にまたがる広範な地域を擁する千葉県の地域医師会です。

広範な地域にまたがる医師会での災害対応は容易ではなく重要な課題です。なぜなら、立地によって災害時の被災状況が大きく異なる可能性があり、災害時の医療機関の診療状況を素早く収集し、地域住民に対して適切な情報提供が求められるからです。

そこでeST-aidは非常に重要な機能を提供します。eST-aidは、災害時の医療機関の診療状況を確認し、それをリアルタイムで一般市民に共有することができるシステムです。eST-aidは、広域災害救急医療情報システム「EMIS」がカバーしきれない細かな情報を補完する機能を持ち、広範な地域の地域医師会の災害対策をサポートします。

また、eST-aidは災害時の活動だけでなく、平時からもご活用いただける特長があります。災害時にのみ利用するシステムは、使用方法を十分に習得することが難しいですが、eST-aidは日常的な利用を通じてシステムの利用方法を習得することができるため、平時のシステムの使い勝手も含め高くご評価いただいております。

 

■ 災害時情報共有システム「eST-aid」の利点

eST-aidの利点は、同地域内の他の医師会との連携も可能であることです。外房地域では既に夷隅医師会や外房薬剤師会でeST-aidが導入され、組織を超えた情報共有を行うことが可能となることです。

医師会・薬剤師会が導入することで両会の会員施設の被災情報などの共有をはじめ、下記のような情報が共有可能です。

■ 医師会と薬剤師会のシステム上の連携
契約プランにもよりますが、医師会と薬剤師会では以下の連携を取ることができます。
各救護所に集められた医薬品情報の共有
各団体の災害対策本部立ち上げ状況の情報共有
災害対策本部同士のチャット
医療機関の診療状況、薬局の営業状況の共有
医療機関、薬局の停電・断水・浸水などの被災情報共有

診療状況や停電などの被災情報は、大規模地震のような災害だけでなく、台風や豪雨などの風水害でも活用できる機能となっております。

■ 災害時情報共有システム「eST-aid」とは
東京都江戸川区薬剤師会との共同開発システムである災害時情報共有システムeST-aidは、薬剤師会、医師会、歯科医師会、及び自治体のそれぞれでヒトやモノ、被災状況等の情報を一元管理でき、かつ各団体間で必要な情報を共有できるシステムです。PC、タブレット、スマートフォンのいずれでもご利用頂けます。

また、熊本地震の際にも活躍した移動薬局車両「モバイルファーマシー」でもeST-aidを活用でき、千葉県で唯一保有している千葉県八千代市薬剤師会にも採用されております。eST-aidではモバイルファーマシーとeST-aidを導入している薬剤師会との連携機能も備わっておりますので、迅速に救護活動に臨むことが可能です。