トピック
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賀茂薬剤師会が2023年6月よりeST-aidを運用開始
- 静岡県でのeST-aidの導入は2例目
■導入背景
賀茂薬剤師会は静岡県の賀茂地区1市5町(下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町)にまたがる薬剤師会です。
賀茂薬剤師会では薬剤師8名が静岡県より災害薬事コーディネーターの任命を受けており、大規模災害時に設営される救護所でスムーズに薬剤師が医療救護活動を行える体制を構築されておられます。
eST-aidは、こうした災害時に活動される医師会・薬剤師会をはじめとした三師会ならびに医療関係団体に対して、救護所での薬剤師の活動を支える本部機能をはじめ、救護所で活動する薬剤師が医療救護活動を円滑に進めるための機能を提供します。
- 救護所における薬剤師の参集管理、活動時間の管理
- 救護所における医薬品の在庫状況の管理
- 救護所から近隣薬局の医薬品検索
- 救護所から近隣薬局に対する医薬品の供給依頼
- 救護所周辺の薬局の開局状況の把握
- 救護所周辺の道路状況の把握
- 救護所から本部への医薬品の供給依頼
- 救護所と本部間のチャットによるコミュニケーション
- 救護所で必要となる証憑書類
また、救護所が開設されないような大規模災害ではない災害の場合には、薬局の開局情報なども自治体・市民にとってとても大切な情報になります。
開局情報についても、eST-aidはリアルタイムに市民の方々にお届けできる体制を提供します。
【eST-aidの災害時の開局確認機能】
- 会員に対する開局確認を実施。
- 収集データは、リアルタイムにGoogle MAPで表示され、一般市民に情報公開
- 開局情報については、全て自治体システムと連携され、報告なしにリアルタイムな情報を自治体と共有可能。
さらに、弊社不動薬・採用薬情報共有システムe-STockを利用して、2023年4月〜12月までの地域支援体制加算に関して、会員間の医薬品の情報共有を行うことで、会員がグループ外の薬局と医薬品情報を共有できるため、当該加算を取得できるような体制を構築されるご予定です。
e-STockは、非常にわかりやすく操作しやすいシステムで、多くの薬剤師会の会員薬局にご評価いただき、ご利用いただいております。また、会員間の医薬品情報の共有を行えるということで、上記の加算の件もあり、現在多くのお問い合わせを頂戴しております。合わせて、他システムからの乗り換えのご相談なども頂戴しております。
災害時だけでなく、平時から薬剤師会の業務や薬局の業務をサポートするeST-aid/e-STockに関するお問い合わせは下記よりご連絡ください。