Press Release
プレスリリース記事

医師会でも採用決定!災害時に診療できる医療機関を一般市民に知らせるシステム「eST-aid」
2018年11月27日
トピック
・一般社団法人夷隅医師会がeST-aidを採用
・既に運用を開始している同地域の一般社団法人外房薬剤師会とも組織を超えて情報共有
・どの医療機関及び薬局が開いているのか一目で分かるマップは地域住民の方にも非常に有用
■ 導入背景
災害時はどのクリニック・診療所が開いているか知る手段は限られており、現地に行くまで分からないケースがほとんどです。被災した状況下で向かった医療機関が閉じていた場合、次にどうするか。
このような状況にならないよう、夷隅医師会は災害時における医療機関の診療状況を一般市民の方に迅速に周知する手段を模索しておられました。
その中で外房薬剤師会が災害時の薬局開閉状況を一般市民に簡単に発信できるシステム「eST-aid」を導入されたことをきっかけに、クリニック・診療所の開閉状況も同じシステム上で一般市民に発信できるeST-aidを導入することを決められました。知りたい情報を一つのシステムで確認できるので、一般市民にとっても非常に有益です。
また、eST-aidでは会員医師の安否確認も行えますが、一般社団法人夷隅医師会立 夷隅准看護師学校でもeST-aidを用いて安否確認できるようシステムを改良し、学校側でもご使用頂くこととなりました。

■ 医師会と薬剤師会のシステム上の連携
契約プランにもよりますが、医師会と薬剤師会では以下の連携を取ることができます。
  • 各救護所に集められた医薬品情報の共有
  • 各団体の災害対策本部立ち上げ状況の情報共有
  • 災害対策本部同士のチャット
  • 医療機関、薬局の開閉情報共有

■ 災害時情報共有システム「eST-aid」とは
東京都江戸川区薬剤師会と共同開発された災害時情報共有システムeST-aidは、薬剤師会、医師会、歯科医師会、及び自治体のそれぞれでヒトやモノ、被災状況等の情報を一元管理でき、かつ各団体間で必要な情報を共有できるシステムです。PC、タブレット、スマートフォンのいずれでもご利用頂けます。
発災後、各団体の救護者は災害対策本部、救護所、薬局・医院のいずれかで活動しますが、それぞれの立場・状況に応じて活用できる機能がeST-aidには備わっております。そのため、広域災害救急医療情報システム「EMIS」がカバーしていない部分を補完することができます。
(EMIS:大きな病院の被害情報、患者の受け入れ情報、避難所の情報、DMATの活動状況等を情報共有するシステム)

また、熊本地震の際にも活躍した移動薬局車両「モバイルファーマシー」でもeST-aidを活用でき、関東で唯一保有している千葉県八千代市薬剤師会にも採用されております。eST-aidではモバイルファーマシーとeST-aidを導入している薬剤師会との連携機能も備わっておりますので、迅速に救護活動に臨むことが可能です。
なお、災害時の医院・歯科医院・薬局の開閉情報については一般市民にも情報発信できますので、医療・行政関係者だけでなく、一般市民の方々にも有用なものとなっております。
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